東京電力とオクトパスエナジーのプラン比較
新電力会社で話題のオクトパスエナジーについて本当に電気料金が安いか確認していたいと思います。
まずは、電気料金プランについて確認していきます。
・東京電力 従量電灯B
・オクトパスエナジー グリーンオクトパス 2023-12
※オクトパスエナジーのプランは基本料金について
「使用期間 1 日あたりの金額」×「当月 1 か月の使用期間の日数」
となっているため、1ヶ月を30日として表に記載しています。
関東エリアの「使用期間1日あたりの金額」は以下になります。
契約電流 10A 9.70 円
契約電流 15 A 14.55 円
契約電流 20A 19.40 円
契約電流 30A 29.10 円
契約電流 40 A 38.80 円
契約電流 50 A 48.50 円
契約電流 60 A 58.20 円
【電気料金比較①】東京電力 ⇒ オクトパスエナジー に変更 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、オクトパスエナジー共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。
すべての使用電気量において
オクトパスエナジーの方がお得になっています
やはり、お得な電力会社というのは噂だけではなかったようです。
次は燃料調整費を含めて比較してみましょう。
【電気料金比較②】東京電力 ⇒ オクトパスエナジー に変更 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価
(2023年12月分 税込)
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
オクトパスエナジーは通常のプランに3.87円/kWh加算され、
東京電力は通常プランに-6.17円/kWhが減算されます。
燃料調整単価を加えて試算した結果がコチラ。
30-160kWhは東京電力の方が安く、
160kWh以降はオクトパスエナジーの方が安くなります。
では、
「東京電力 従量電灯B」と「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」の燃料調整単価の差がいくらまでだと「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」がお得になるか確認していきましょう。
【電気料金比較③】東京電力 とオクトパスエナジー の燃料調整単価の許容範囲
では、
「東京電力 従量電灯B」と「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」の燃料調整単価に差がいくらまでだと「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」がお得になるか確認していきます。
差が分かり易いように、
「東京電力 従量電灯B」の燃料調整単価を変化させ、
「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」の燃料調整単価を0円として確認していきます。
■燃料調整単価の差 -10円の時
・オクトパスエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-10円/kWh
オクトパスエナジーの方がお得になっています。
■燃料調整単価の差 -11円の時
・オクトパスエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-11円/kWh
10-380kWhを除き、オクトパスエナジーが安くなっています。
■燃料調整単価の差 -12円の時
・オクトパスエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-12円/kWh
10-750kWhを除き、オクトパスエナジーが安くなっています。
■燃料調整単価の差 -13円の時
・オクトパスエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-13円/kWh
10kWh以上は東京電力 従量電灯Bの方が安くなっています。
まとめ
「東京電力 従量電灯B」から「オクトパスエナジー グリーンオクトパス」に乗換える目安は燃料調整単価の差が13円以上あるときは、乗り換えを見送る方がいいようです。
さらに1ヶ月の電気使用量を加味した目安としては、
燃料調整単価の差:10円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:170kWh以上でお得になる
燃料調整単価の差:11円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:360kWh以上でお得になる
燃料調整単価の差:12円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:760kWh以上でお得になる
すでに
2024年1月分の燃料調整単価が出ています。
※激変緩和措置含まず
東京電力エリアの燃料費調整単価
2024年1月分(税込) ※差額 10.03円
・オクトパスエナジー :+4.15円/kWh
・東京電力 :-6.15円/kWh
2023年12月分(税込) ※差額 10.04円
・オクトパスエナジー :+3.87円/kWh
・東京電力 :-6.17円/kWh
2024年 1月は差額が13円以下なので
1ヶ月の電気使用量が170kWh以上のご家庭は
オクトパスエナジーに乗換えた方がお得になります。
どこに乗換えればいいのか?
電気料金プランが安い電力会社を選びがちですが、
電気料金の大きく影響するが燃料調達費。
各社バラバラだと比較するの大変です。
比較を簡単にするには大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費としている新電力を選ぶことです。
本サイトでは、
大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費を採用している新電力会社を優先して比較しています。
※大手電力会社と異なる燃料調達費の新電力会社も比較できます。
ぜひ、本比較サイトを利用して電気代の節約に役立ててください。