電力自由化での気になるワードを紹介
これまで電力の発電から販売を全国の各地域の電力会社(10社)が行ってました。
2016年4月から電力小売全面自由化が認められ、地域の電力会社(10社)以外の企業でも電気の販売が出来る様になりました。
2016年以降に新たに電気事業に参入してきた電力会社を新電力と呼んでいます。
例)丸紅新電力、ENEOSでんき、楽天でんき、auでんき、エルピオンでんき
・地域の電力会社(大手電力会社 10社)
東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、九州電力、中国電力、四国電力、北海道電力、北陸電力、沖縄電力を指します。
・再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)
再生可能エネルギーを促進するために、その買い取りに必要な費用を電気をご利用のお客様に使用量に応じてご負担いただくものです。
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は,当年度の買取りに要する費用の見込み額等をもとに経済産業大臣が全国一律の単価を定めます。
再エネ賦課金(円)= 使用電力量(kWh)× 再エネ賦課金単価(円/kWh)
・燃料費調整額
電気をつくる燃料の価格変動にあわせて料金を調整する燃料費調整制度のもとで、電気のご使用量に応じて算定された金額です。
燃料費調整額は燃料の価格変動に合わせて調整します。
※各電力会社で燃料費調整額は異なります。
平均燃料価格 > 基準燃料価格 :プラス調整 (利用者の支払いが増える)
平均燃料価格 < 基準燃料価格 :マイナス調整(利用者の支払いが減る)
※平均燃料価格 = 実際の燃料価格:直近3か月間の実績より算出します。
※基準燃料価格 = 想定していた燃料単価:料金設定の前提となる価格です。
・供給地点特定番号
電気の供給先を特定するための22桁の番号。
2016年1月以降に地域の電力会社から発行される「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」等でご確認できます。
・スマートメーター
電気の使用量を自動的に検針したり、時間帯別のご使用量を計測する電気メーターのこと。
電力会社を変更する際に電気メーターがスマートメーターでない場合には、スマートメーターへの交換を実施いたします(交換は無料です)。
交換作業は通常15~30分程度の時間が必要ですが、立ち会いは原則不要です。
電力会社によっては、交換により停電が発生する場合がありますが、その場合は事前に地域の電力会社からお客さまに連絡があります。