【2025年2月】大手電力会社　規制料金プランの燃料費調整額の上限はいくら？

規制料金プランの燃料費調整額の上限がしたの表になります。

電力会社	基準燃料価格 (円)	基準単価 (円)	平均燃料価格の上限 (円)	燃料費調整額 (円)
北海道電力	80,800	0.173	121,200	6.989
東北電力	83,500	0.197	125,300	8.235
東京電力	86,100	0.183	129,200	7.887
中部電力	45,900	0.233	68,900	5.359
北陸電力	79,800	0.165	119,700	6.584
関西電力	27,100	0.165	40,700	2.244
中国電力	80,300	0.212	120,500	8.522
四国電力	80,000	0.154	120,000	6.160
九州電力	27,400	0.136	41,100	1.863
沖縄電力	81,500	0.273	122,300	11.138

2025年3月分の平均燃料価格

電力会社	基準燃料価格 (円)	平均燃料価格の上限 (円)	2025年3月分の平均燃料価格	差額 (円)※
北海道電力	80,800	121,200	45,600	75,600
東北電力	83,500	125,300	46,600	78,700
東京電力	86,100	129,200	51,200	78,000
中部電力	45,900	68,900	56,900	12,000
北陸電力	79,800	119,700	39,000	80,700
関西電力	27,100	40,700	50,500	-9,800
中国電力	80,300	120,500	40,100	80,400
四国電力	80,000	120,000	41,000	79,000
九州電力	27,400	41,100	42,800	-1,700
沖縄電力	81,500	122,300	41,600	80,700

※ 差額 = 平均燃料価格の上限 (円) - 2025年〇月分の平均燃料価格

2025.2.23時点で

関西電力と九州電力が平均燃料価格の上限を超えています（マイナス表示）

規制料金プラン（従量電灯など）は燃料調整額はこれ以上は上がりませんが、自由料金プランや新電力の電気料金プランは上限がない為、さらに電気料金が高くなります。

関西電力エリアと九州電力エリアの方で自由料金プランや新電力に契約している場合は関西電力　従量電灯A　や九州電力　従量電灯Bに乗換えを検討した方がいいと思います。

燃料調整費の金額は以下の表のように、3か月間で算定して算定して2か月後に料金に反映されます。

燃料費調整の反映時期

ということは、燃料調整費が上限を超えるかどうかが2か月前に分かるということです。

大手電力会社と同じ燃料調整費を採用している新電力会社は複数あります。

しかし、基本的に新電力会社は燃料調整費の上限が撤廃されているので、平均燃料価格が上昇すればそれに伴い燃料調整費もあがります。

一方、大手電力会社の規制料金プランは上限があるので燃料調整費は一定の金額でストップします。

例えば、関西電力

平均燃料価格の上限:40,700円/kl

現在の平均燃料価格：50,500円/kl

上限を超えているため以降、平均燃料価格があがっても燃料調整額は2.24円となります。

一方、新電力は平均燃料価格に追随して燃料調整費が高くなります。

なので、平均燃料価格が上限を超えてら新電力⇒大手電力会社の規制料金プランに変えれば、割高な電気代を払わずにすみます。