東京電力とシン・エナジーきのプラン比較
シン・エナジー について本当に電気料金が安いか確認をしていきます。
まずは、電気料金プランがこちら。
・東京電力 従量電灯A
・シン・エナジー きほんプラン
※10-20アンペアの設定はありません。
基本料金は東京電力より割安で、10.1%安くなっています。
電力量料金はアンペア毎に異なっており、最大34.4%も安くなります。
【電気料金比較①】東京電力 とシン・エナジー を比較 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、シン・エナジー 共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。
基本料金、電力量料金がともに安いシン・エナジーが安い結果となりました。
【電気料金比較②】東京電力 とシン・エナジー を比較 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価(電源調達調整費)を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価
(2024年2月分 税込)
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
※シン・エナジーでは「電源調達調整費」と呼びます
シン・エナジー は通常のプランに0円/kWh加算され、
東京電力は通常プランに-6.06円/kWhが減算されます。
燃料調整単価を加えて試算した結果がコチラ。
2024年2月の燃料費調整単価(電源調達調整費)を加味してもシン・エナジーがお得になっています。
次は
「東京電力 従量電灯B」と「シン・エナジー スタンダードプラン」の燃料調整単価の差がいくらまでだと「シン・エナジー きほんプラン」がお得になるか確認していきましょう。
【電気料金比較③】東京電力 とシン・エナジーの燃料調整単価の許容範囲
「東京電力 従量電灯B」と「シン・エナジー きほんプラン」の燃料調整単価に差がいくらまでだと「シン・エナジー きほんプラン」がお得になるか確認していきます。
差が分かり易いように、
「東京電力 従量電灯B」の燃料調整単価を変化させ、
「シン・エナジー きほんプラン」の燃料調整単価を0円として確認していきます。
■燃料調整単価の差 -11円の時
・東京電力 :-11円/kWh
・シン・エナジー : 0円/kWh
シン・エナジー が安くなっています。
■燃料調整単価の差 -12円の時
・東京電力 :-12円/kWh
・シン・エナジー : 0円/kWh
80-410kWhは東京電力の方が安く、それ以外はシン・エナジーが電気料金が安い
■燃料調整単価の差 -13円の時
・東京電力 :-13円/kWh
・シン・エナジー : 0円/kWh
50kWh以降では東京電力の方が安くなっています。
まとめ
「東京電力 従量電灯B」から「シン・エナジー きほんプラン」に乗換える目安は燃料調整単価の差が13円以上あるときは、乗り換えを見送る方がいいようです。
さらに1ヶ月の電気使用量を加味した目安としては、
燃料調整単価の差:11円の時
⇒シン・エナジーが安いので乗り換えOK
燃料調整単価の差:12円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:80-410kWhの場合は乗り換えを見送る
燃料調整単価の差:13円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:50kWh以上は乗り換えを見送る
どこに乗換えればいいのか?
電気料金プランが安い電力会社を選びがちですが、 電気料金の大きく影響するが燃料調達費。
各社バラバラだと比較するの大変です。
比較を簡単にするには大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費としている新電力を選ぶことです。
本サイトでは、 大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費を採用している新電力会社を優先して比較しています。
※大手電力会社と異なる燃料調達費の新電力会社も比較できます。 ぜひ、本比較サイトを利用して電気代の節約に役立ててください。