東京電力とMTエナジーきのプラン比較
MTエナジー について本当に電気料金が安いか確認をしていきます。
まずは、電気料金プランがこちら。
・東京電力 従量電灯A
・MTエナジー スタンダードプラン
MTエナジー の電気料金プランは30-60アンペア限定となっています。
※10-20アンペアの設定はありません。
基本料金は東京電力より割安で、最大12.8%安くなっています。
電力量料金はアンペア毎に異なっており、最大40.4%も安くなります。
【電気料金比較①】東京電力 ⇒MTエナジー に変更 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、MTエナジー 共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。
基本料金、電力量料金ともにMTエナジーが安いので電気料金プランとし、MTエナジーがお得になっています。
【電気料金比較②】東京電力 ⇒ MTエナジー に変更 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価(電源調達調整費単価)を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価
(2024年2月分 税込)
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
※MTエナジーでは「電源調達調整費単価」と呼びます
MTエナジー は通常のプランに2.52円/kWh加算され、
東京電力は通常プランに-6.06円/kWhが減算されます。
燃料調整単価を加えて試算した結果がコチラ。
2024年2月の燃料費調整単価(電源調達調整費単価)を加味してもMTエナジーがお得になっています。
次は
「東京電力 従量電灯B」と「MTエナジー スタンダードプラン」の燃料調整単価の差がいくらまでだと「MTエナジー スタンダードプラン」がお得になるか確認していきましょう。
【電気料金比較③】東京電力 とMTエナジーの燃料調整単価の許容範囲
「東京電力 従量電灯B」と「MTエナジー スタンダードプラン」の燃料調整単価に差がいくらまでだと「MTエナジー スタンダードプラン」がお得になるか確認していきます。
差が分かり易いように、
「東京電力 従量電灯B」の燃料調整単価を変化させ、
「MTエナジー スタンダードプラン」の燃料調整単価を0円として確認していきます。
■燃料調整単価の差 -12円の時
・MTエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-12円/kWh
300kWhまでは 東京電力 が安くなっています。
300kWh超えでMTエナジー が安くなっています。
■燃料調整単価の差 -13円の時
・MTエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-13円/kWh
100kWhまではMTエナジーが安く、
100kWh以降は東京電力が安くなっています。
■燃料調整単価の差 -14円の時
・MTエナジー :0円/kWh
・東京電力 :-14円/kWh
50kWhまではMTエナジーが安く、
50kWh以降は東京電力が安くなっています。
まとめ
「東京電力 従量電灯B」から「MTエナジー スタンダードプラン」に乗換える目安は燃料調整単価の差が14円以上あるときは、乗り換えを見送る方がいいようです。
さらに1ヶ月の電気使用量を加味した目安としては、
燃料調整単価の差:12円の時
⇒MTエナジーが安いので乗り換えOK
燃料調整単価の差:13円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:100kWh以上は乗り換えを見送る
燃料調整単価の差:14円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:50kWh以上は乗り換えを見送る
東京電力エリアの燃料費調整単価
2024年2月分(税込) ※差額 8.31円
・MTエナジー :+2.25円/kWh
・東京電力 :-6.06円/kWh
2023年1月分(税込) ※差額 9.01円
・MTエナジー :+2.86円/kWh
・東京電力 :-6.15円/kWh
2024年 2月は差額が12円以下なので
MTエナジーへの乗り換えは良さそうです。
どこに乗換えればいいのか?
電気料金プランが安い電力会社を選びがちですが、 電気料金の大きく影響するが燃料調達費。
各社バラバラだと比較するの大変です。
比較を簡単にするには大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費としている新電力を選ぶことです。
本サイトでは、 大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費を採用している新電力会社を優先して比較しています。
※大手電力会社と異なる燃料調達費の新電力会社も比較できます。 ぜひ、本比較サイトを利用して電気代の節約に役立ててください。