東京電力とidemitsuでんきのプラン比較
idemitsuでんきについて本当に電気料金が安いか確認をしていきます。
まずは、電気料金プランがこちら。
・東京電力 従量電灯A
・idemitsuでんき Sプラン
基本料金は同額。
電気量料金は120kWhまでは同額で、120kWhを超えたところから idemitsuでんき が最大8.3%やすくなっています。
【電気料金比較①】東京電力 ⇒idemitsuでんき に変更 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、idemitsuでんき共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。
120kWhまでは同額なので差額は0円。
120kWhを超えたところから idemitsuでんき がお得なのがわかります。
【電気料金比較②】東京電力 ⇒ idemitsuでんき に変更 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価
(2024年2月分 税込)
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
idemitsuでんき は通常のプランに4.55円/kWh加算され、
東京電力は通常プランに-6.06円/kWhが減算されます。
燃料調整単価を加えて試算した結果がコチラ。
2024年2月の燃料調整費を加えると圧倒的に東京電力の方が安くなっています。
金額で表すと以下の結果になります。
120kWhで東電が1,273円 安い
300kWhで東電が2,888円 安い
600kWhで東電が5,054円 安い
ちなみに、
「東京電力 従量電灯B」と「idemitsuでんき Sプラン」の燃料調整単価の差がいくらまでだと「idemitsuでんき Sプラン」がお得になるか確認していきましょう。
【電気料金比較③】東京電力 とオクトパスエナジー の燃料調整単価の許容範囲
「東京電力 従量電灯B」と「idemitsuでんき Sプラン」の燃料調整単価に差がいくらまでだと「idemitsuでんき Sプラン」がお得になるか確認していきます。
差が分かり易いように、
「東京電力 従量電灯B」の燃料調整単価を変化させ、
「idemitsuでんき Sプラン」の燃料調整単価を0円として確認していきます。
■燃料調整単価の差 -1円の時
・idemitsuでんき :0円/kWh
・東京電力 :-1円/kWh
300kWhまでは 東京電力 が安くなっています。
300kWh超えで idemitsuでんき が安くなっています。
■燃料調整単価の差 -2円の時
・idemitsuでんき :0円/kWh
・東京電力 :-2円/kWh
510kWhまでは 東京電力 が安くなっています。
510kWh超えで idemitsuでんき が安くなっています。
■燃料調整単価の差 -3円の時
・idemitsuでんき :0円/kWh
・東京電力 :-3円/kWh
0-1000kWh間の使用量だと東京電力が安い結果になりました。
まとめ
「東京電力 従量電灯B」から「idemitsuでんき Sプラン」に乗換える目安は燃料調整単価の差が3円以上あるときは、乗り換えを見送る方がいいようです。
さらに1ヶ月の電気使用量を加味した目安としては、
燃料調整単価の差:1円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:300kWh超えでお得になる
燃料調整単価の差:2円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:510kWh超えでお得になる
燃料調整単価の差:3円の時
⇒東京電力からidemitsuでんきへの乗り換えは見送った方が良いです。
東京電力エリアの燃料費調整単価
2024年2月分(税込) ※差額 10.61円
・idemitsuでんき :+4.55円/kWh
・東京電力 :-6.06円/kWh
2023年1月分(税込) ※差額 10.30円
・idemitsuでんき :+4.15円/kWh
・東京電力 :-6.15円/kWh
2024年 2月は差額が10円以上なので
idemitsuでんきへの乗り換えは見送った方が良いです。
どこに乗換えればいいのか?
電気料金プランが安い電力会社を選びがちですが、 電気料金の大きく影響するが燃料調達費。
各社バラバラだと比較するの大変です。
比較を簡単にするには大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費としている新電力を選ぶことです。
本サイトでは、
大手電力会社(東電など)と同じ燃料調達費を採用している新電力会社を優先して比較しています。
※大手電力会社と異なる燃料調達費の新電力会社も比較できます。
ぜひ、本比較サイトを利用して電気代の節約に役立ててください。