東京電力とeco電力のプラン比較
新電力会社のeco電力について本当に電気料金が安いか確認していたいと思います。
まずは、電気料金プランについて確認していきます。
・東京電力 従量電灯A
・eco電力 eco電灯A
基本料金は同じ設定になっています。
一方、電力量料金は「東京電力 従量電灯A」は3段階料金に対して
「eco電力 eco電灯A」は一律料金になっています。
1-120kWhまではeco電力が電力量料金が割高になっていますが、
120kWhを超えると最大20.4%も安くなります。
【電気料金比較①】東京電力 ⇒ eco電力 に変更 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、eco電力 共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。
180kWhまでは東京電力の方が安く。
190kWh以上はeco電力が安くなりました。
ちなみに180kWhまでの東京電力とeco電力の最大差額は120kWhの時の288円になり、東電がおとくになっています。
次は燃料調整費を含めて比較してみましょう。
【電気料金比較②】東京電力 ⇒ eco電力 に変更 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価
(2023年12月分 税込)
・東京電力 :-6.17円/kWh
・eco電力 :-6.17円/kWh
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
東京電力、eco電力共に通常プランから-6.17円/kWhが減算されます。
燃料調整単価を加えて試算した結果がコチラ。
燃料費調整単価が同じなので、燃料費調整単価を含まない時と同じ傾向となりました。
180kWhまでは東京電力の方が安く。
190kWh以上はeco電力が安くなりました。
先ほどと同様に、
180kWhまでの東京電力とeco電力の最大差額は120kWhの時の288円になり、東電が安くなっています。
燃料費調整単価が同じときは同じ結果になったので、次はアンペア数で結果が変わるか確認してみましょう。
【電気料金比較③】東京電力 ⇒ eco電力 に変更 (10A、燃料調整費あり)
アンペア数を変えた場合の電気料金の差について確認しました。
先に結果をいうと、10-60Aどのアンペア数でも同じ傾向になりました。
例として10Aの時の比較がコチラです
アンペア数が変わっても電気料金の差は同じ傾向となりました。
180kWhまでは東京電力の方が安く。
190kWh以上はeco電力が安くなりました。
まとめ
東京電力 ⇒ eco電力 に乗換えた場合、
アンペア数や燃料調整費でのお得度の差はありませんでした。
唯一、注意しないといけないのは
180kWhまでは東京電力の方が安い!
ということです。
1人暮らし世帯の月の電気量が180kWh前後なので、
2人以上の世帯についてはeco電力 に乗換えれば電気料金が安くなります。
月の電力量が180kWhの方はどうすればいいか?!
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もちろん、1ヶ月分の電気量または電気料金でも比較できます。