東京電力とヘーベル電力のプラン比較
ヘーベル電力について本当に電気料金が安いか確認していたいと思います。まずは、電気料金プランについて確認していきます。・東京電力 従量電灯A・ヘーベル電力 スタンダードBへーベル電気は東京電力より基本料金が6.2%安くなっています。また、電気量料金は4段階の料金設定になっており、こちらも東京電力より最大32.7%も割安な設定となっています。
【電気料金比較①】東京電力 ⇒ヘーベル電力 に変更 (40A、燃料調整費なし)
東京電力、ヘーベル電力 共に40アンペアで比較しました。
※燃料調整費は含んでいません。全電気量にてネット電力が安くなっています。次は燃料調整費を含めて比較してみましょう。
【電気料金比較②】東京電力 ⇒ヘーベル電力 に変更 (40A、燃料調整費あり)
それぞれの燃料費調整単価を確認します。
東京電力エリアの燃料費調整単価 (2023年12月分 税込)
・東京電力 :-6.17円/kWh
・ヘーベル電力 :+3.87円/kWh
※激変緩和措置(‐3.5円)含まず
東京電力の通常プランから-6.17円/kWhが減算されます。
ヘーベル電力の通常プランから3.87円/kWhが加算されます。
燃料調整単価(差額 10.04円)を加えて試算した結果がコチラ。
全電気量にてヘーベル電力が安くなっています。
では、 「東京電力 従量電灯B」と「ヘーベル電力 スタンダードB」の燃料調整単価の差がいくらまでだと「ヘーベル電力 スタンダードB」がお得になるか確認していきましょう。
【電気料金比較③】東京電力 とヘーベル電力 の燃料調整単価の許容範囲
では、
「東京電力 従量電灯B」と「ヘーベル電力 スタンダードB」の燃料調整単価に差がいくらまでだと「ヘーベル電力 スタンダードB」がお得になるか確認していきます。
差が分かり易いように、
「東京電力 従量電灯B」の燃料調整単価を変化させ、
「ネット電力 ネットでんきB」の燃料調整単価を0円として確認していきます。
2023年12月の燃料調整費の差が-10.58円なので
燃料調整費の差を-11円から比較してみます。
■燃料調整単価の差 -11円の時
・ネット電力 : 0円/kWh
・東京電力 :-11円/kWh
100-190kWh以外はヘーベル電力が全電気量で安くなっています。
■燃料調整単価の差 -12円の時
・ネット電力 : 0円/kWh
・東京電力 :-12円/kWh
40kWh以降は東京電力の方が安くなっています。
まとめ
「東京電力 従量電灯B」から「ヘーベル電力 スタンダードB」に乗換える目安は燃料調整単価の差が12円以上あるときは、乗り換えを見送る方がいいようです。
さらに1ヶ月の電気使用量を加味した目安としては、
燃料調整単価の差:10円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:全電力量でヘーベル電気がお得
燃料調整単価の差:11円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:100-190kWhは東京電力がお得。それ以外はヘーベル電力がお得になります。
燃料調整単価の差:12円の時
⇒1ヶ月の電気使用量:40kWh以上は東京電力が安くなっています。
すでに
2024年1月分の燃料調整単価が出ています。
※激変緩和措置含まず
東京電力エリアの燃料費調整単価
2024年1月分(税込) ※差額 10.03円
・ヘーベル電力 :+4.15円/kWh
・東京電力 :-6.15円/kWh
2023年12月分(税込) ※差額 10.04円
・ヘーベル電力 :+3.87円/kWh
・東京電力 :-6.17円/kWh
電気会社の契約の参考にしてください。